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第108話 帝人さん、その会議は後です

Penulis: 八月 猫
last update Tanggal publikasi: 2026-09-11 08:00:47

 月曜日の朝から、帝人さんの予定表はひどいことになっていた。

 九時から役員会議。

 十時半から海外事業部との打ち合わせ。

 午後には来客が二件。

 その合間に承認書類と決裁案件が積み上がり、さらに朝一番から「至急」の文字がついた連絡が三件届いている。

 私はタブレットを見ながら、一つずつ内容を確認した。

「小春」

 執務室から呼ばれて顔を上げる。

「はい」

「十時の会議を追加しろ」

「入れません」

 即答すると、帝人さんがこちらを見る。

「なぜだ」

「今日の十時からは役員会議が続いています」

「途中で抜ければいい」

「抜けません」

「十五分で終わる」

「帝人さんが十五分と言って十五分で終わった会議、最近ありました?」

 一瞬、黙った。

「内容による」

「つまり保証できないんですよね」

 私

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